メディアジャパン学園ブログ

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2008/04/16

「シバの花」

この記事は次の記事の意見です: 「春」にまつわるエトセトラ Read

春になるこの時期、サクラの花に多くの人が注目しますが、足元にも花は咲いています。例えば芝の花がそうです。芝の花ってどんな花と聞かれて想像されたことがありますか?あまり無いと思います。今回はTeamーK が研究している日本在来植物のノシバについて書きます。

 日本にはノシバや高麗芝と呼ばれるシバが日本古来の固有種として存在します。この植物非常に優れた能力を秘めています。特に公園などに生えているノシバが凄い!この植物サトウキビやトウモロコシと同じ非常に高温・乾燥に強い熱帯性性質(C4植物)を持ちながら、北海道にも自生地を持つ植物で、海岸地帯(塩害)にも生えている非常に環境変化に強い植物なのです。私達Team‐Kはこの植物に注目して研究しています。

 この性質の優れたノシバですが、種子での繁殖が苦手です。今日はこの種子について考えてみました。

 私達の実験圃場で今、芝は花盛りです。この1か月間シバの花をルーペで毎日観察して多くのことが解ってきました。シバの花は花弁がありません。写真のように雌蕊が最初に発生して、枯れ始めたら雄蕊が発生してきます。ここで、疑問がおきました。普通雄蕊が発生して花粉を出し、雌蕊に交配するか同時に発生するものなのですが、芝はどうもそうではないみたいです。そこで考えたことは、芝は自分の花粉で授粉しないようにしているのではと考えました。日本芝はジュラシック・パークの時代からあるそうです。その時代から生き残ってきたと考えれば強い種子の保存の仕方を学んだのではと思いました。

 

 次回は芝と鹿って相思相愛?について書きます。

 

 

 

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