メディアジャパン学園ブログ

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2008/11/03

スイッチグラスとバイオエタノール

京都Ecoワンでの発表の意義を生徒達と深く理解するために、多くの話をします。

 

今回の発表の中で、緑化やバイオエタノールなど温暖化防止のために、

 

良かれと思って導入した植物が、帰化植物であったり、遺伝子攪乱を招く植物であったり

 

する危険性があり、十分な植物の研究をせずに海外で推奨されているからと

 

言って導入するのは危険である。という内容に触れています。

 

その可能性のある植物を調べていくうちに、スイッチグラスという植物にたどり着きました。

 

スイッチグラスを調べると、アメリカクサキビと言い、北米のプレーリー(草原地帯)に

 

自生する植物である。砂漠の緑化にも使われています

 

トウモロコシ・サトウキビに代わる次世代バイオ燃料の有力候補とされています。

 

しかも、低温にも強く繁殖力が旺盛であるので、日本のも導入しようとする動きもあります。

 

日本には、自生種はありませんので、帰化植物となりますと出ていました。

 

問題はここからです。バイオエタノールにこの植物を導入するとしましょう。

 

最初は順調に進むかもしれません。そのうち種子がいつの間にか流失して

 

日本全土に広がっていきます。気がつけば、セイタカアワダチソウのように、

 

どこにでも生育している植物になる可能性があります。

 

これの何がいけないのかということになりますが、

 

これらの植物が増殖することは、本来その場所にあった在来植物が

 

駆逐されることを意味します。そうすると生態系が崩れて、

 

そこに存在した、植物だけでなく昆虫や動物などにも影響し始めることになります。

 

温暖化防止の対策は危急を要するものですが、あらゆる部分に配慮して

 

行わなければ、取り返しのつかない場合があることを理解して行う必要があるという結論になります。

 

 

子どもたちと、私は毎日勉強です。

 

遺伝子攪乱の話から、こんな問題も見えてきました。

 

 

 

 

 

 

1 コメント
コメント一覧
  • 1

    そのとおりだと思います。
    後先考えずに導入するのは、人間の悪いクセかと

    by: 通りすがり, on 2009/01/26
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