メディアジャパン学園ブログ

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2013/10/02

被災地を緑に!! ⑤

金華山のノシバが固有種!

 

以前のブログでも発表しましたが、DNAでの鑑定結果で、今まで日本の芝品種で栽培や利用されたことのない種類であることがわかりました。

 

さらに、2回の調査で、生息地域によって同じDNAであっても複数typeの芝種が生息していることもわかりました。

 

複数typeと言われてもわかりにくいと思います。

例えば、販売されている芝は、栄養繁殖で増殖されています。これはDNA的に見ても単一遺伝子ですし、クローンなので、同じものが増殖されてできています。

 

複数のtypeとは、例えば同じDNAを兄弟でも、顔や背格好・考え方など、似てはいますが、微妙に異なります。日本人でも、顔や姿が異なってもなんとなく日本人だとわかります。金華山のノシバも同じで、基本的なDNAは同じですが、少しずつ異なったtypeが複数存在していました。

 最終的には26typeもの亜種(?)が見つかっています。

若草山のノシバ種ですら18typeですから、金華山のノシバ種は、かなり多い芝種群落と呼べるものでした。

 

さらに驚くべきことに、金華山のDNAのアリルの中に、強く固定されている部分が見つかったことです。若草山は金華山ほど強く固定されたアリルは、ありません。私は、若草山は芝地の成立過程から1000年程度だとみています。それを考えると金華山のノシバは若草山の10倍近く古い、種の可能性があります。

 

どちらにしろ、まだまだ調査する必要があります。

 

次は、金華山のノシバを被災地利用への挑戦について書きます。

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