メディアジャパン学園ブログ

Next blog
2008/06/05

地震の、後。

5月12日に中国で発生した大地震。

いろいろな方々から「そちらは大丈夫?」と連絡を頂きました。

ありがとうございました。 

 

震源地は四川省でしたが、広大な中国の半数の省が揺れました。

広東省では揺れも感じず、いつもどおりの生活が送れています。

 

発生からもうすぐ4週間になります。

 

まだまだ瓦礫の下に数万人の人々が埋められており、

最終的には死者は9万人にのぼると言われています。

 

犠牲者の方々、救助活動で亡くなった隊員の方々の

ご冥福をお祈りするとともに、

現地の方々の健康と安全の確保を心から願います。

 

   * * * 

  

午後の授業がちょうど始まるころ、14時28分。

生徒たちはみんな教室で席についていました。

 

地震が発生し、校舎はあっというまに崩れ生徒と先生を飲み込み、

建築物として面影も無いほどの瓦礫の山に。

 

瓦礫のあちこちから、不自然な形で子供の足や手が

無数に飛び出していました。

 

救助隊も、涙を流しながら作業をしていました。 

 

瓦礫の山と化した校舎の周りでは、子供を捜して泣き叫ぶ

お父さんやお母さんの姿。

 

彼らの子供たちは、そのほとんどが

「独生子女(ドゥセンズゥニュゥ=一人っ子)」です。

 

   * * * 

 

地震の後。

 

<本来の法律に基づき、一人っ子の子供を地震で失った夫婦は、

また子供を生んでよい>という発表が出されました。

 

本来そういう法律だったことを改めてお知らせしたまで、

ということらしいのですが。

 

受け取る側によっては必要以上に無機質に響くかもしれません。 

 

   * * * 

 

ところで、今回の地震を通じ、中国でとても有名になった

1枚の写真があります。

 

 (写真:中国のウェッブサイトより転載)

 

日本の救助隊が、発見した一人の遺体の前で黙祷をささげる様子。

インターネット上で一躍有名になり、多くの議論を呼びました。

 

「死体に対しても人間として敬意を払う日本人の精神に感動した」

というのが大多数の意見。

 

「単なるパフォーマンスに過ぎない」という少数の意見もあったようですが、

13億人もいて、歴史的な感情の溝があれば、色々な意見が出ても仕方ありません。 

 

要は、外野でどう言われようと目の前の事態に誠心誠意を尽くす、

という姿は尊いな、と。

個人的にはそう思いました。

 

 

3 コメント
コメント一覧
  • 1

    ほんとに、悲惨な災害だったよね。
    一人しかいない我が子に死なれた親の気持ちを考えると・・・
    もう一人子供を産んでいいと言われても、失った子が帰ってくるわけではないわけで。

    地震のある国日本で生まれ育って、地震のない国オーストラリアに住んでみると、地震の心配がないってことはほんとにありがたいことだと思います。

    by: naokoppe, on 2008/06/07
  • 2

    わたしも一人の親としてやるせない想いを抱きました。
    おそらく子供が一人でも三人でも悲しいだろうと思いますが、
    一人死んだから次を産んでもいいよ・・・とさらりと言ってしまう
    政府に他人事感がにじみでているようでやるせません。。

    大切な人、大切なお子さんを失ったみなさんの一日でも
    早い心の回復をお祈りいたします。

    by: かおりん, on 2008/06/07
  • 3

    naokoppe:
    うん、テレビ見てても辛くなっちゃうよ。
    オーストラリアって地震ないんだ。
    夏に北海道へ来る計画は順調に進んでますか?
    けいと札幌デビュー楽しみにしてます!

    かおりん:
    そうだよね。これからは心のケアが長い道のりになるわけで、
    経験豊富な日本のドクターのヘルプも望まれているところ。
    そちらは母子ともに順調ですか?
    夏に会えるの楽しみにしてるよ!

    by: 三浦優美子, on 2008/06/10
コメントを書く
お名前:

Email/URLを追加しますか? >> 追加
コメント: