メディアジャパン学園ブログ

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2005/01/16

念願の番組化

 実は義侠がテレビにでます。
まだ番組名はいえませんが・・・。実に十年かかりました。
明日から撮影開始。時間かかったなぁ。
番組での交渉は意外にあっさり。「へぇーそんな酒蔵が愛知にあったんだ・・」で了承。あららという感じ。
Sプロデューサーは日本酒好きだったらしく、酒飲み同士はわかりやすい。
 義侠は今まで撮影の申し込みは多数あったが、全部断ってきたらしい。理由は「農業の問題を話させてくれないから」というもの。義侠社長らしいコメントだ。
 ということで番組化は狭い業界ながら快挙である。
ちなみに撮影は今晩というか明日の早朝・深夜の仕込から。スタッフのみんな、ありがとう。寒いから飲みながらやってく 続きを読む…
 ここ2、3日、とっても寒い。日本酒の酒蔵にとってはベストな季節。たまに「どうして日本酒は冬に作るのですか」と聞かれる。
 日本酒を作る過程で「発酵」がある。菌が糖を食べてた結果、アルコールと二酸化炭素になるのだが、その過程でかなり発酵熱がでる。これが気温が暖かいとどんどん発酵して単純な酒となってしまう。
 そこで冷気が必要で、冷えることで発酵のスピードを抑えることができる。当然日中と夜との温度差はあるわけで、こうした自然の温度の高低が酒の完成度を左右する。
 自然の冷気だけでは足らず、さらに氷が入った金属の筒を
タンクの中に入れたりして発酵をコントロールすることもある。このあたりが杜氏の腕の見 続きを読む…
 兵庫県東条町が山田錦の産地。
この町で一番よい米がとれる場所は特A地区と呼ばれている。義侠はこの特A地区を主に使って酒を醸している。
義侠社長がこの地に足を運び、農家や農協に最高の米つくりを説いて回った結果、最高の米を手にすることができた。
 消費者や酒屋、山田錦を使っている酒蔵たちと東条に乗り込み、農家とともに田植えや雑草取り、刈り入れを行った。
農家にみんなに注目されているのだという意識を持ってもらうためだ。
 私も参加したのだが、真夏の雑草取りはしんどかった。
したたり落ちる汗と腰痛と思うにならない足元との葛藤。
これは農家だったら、農薬ぶち込んで大量に米を作るほうを
選ぶな、と思いつつ 続きを読む…
正月に農業法人を営んでいる山梨の田中さん宅に行ってきました。そこで登場したのがこのお酒。
さて、何でしょう。ヒントは山梨のドブロク。わかりましたか?
 そうワイン。
 山梨のお酒といえばワイン。これは地元の農家がぶどうを出荷したあと、できの悪かったものや余ったぶどうを自分たちで発酵させてワインを作っていたことが元々らしい。
 現在では地元の酒造メーカーが作り、一升瓶に詰めて売られるという超ローカルワインなのだ。で、ぶどうの品種はというとベリーAなど食用のぶどうなのだ。ちなみに甲州ぶどう100パーセントの表示。
 日本の安ワインは輸入したジュースを発酵させてワインにしていますからね。アンチ 続きを読む…
 月刊「なご」を買ってきました。
日本酒特集で義侠とまほらまが出ているので必読。
義侠社長が顔だしして取材を受けるのはかなり珍しい。私の記憶では新聞以外ではなかったのではないか。
今まで取材を受けなかったのは山忠本家としてはあまり意義を感じなかったから。義侠社長がマスコミが嫌いなのではない。
 たぶん日本の農業問題とか、米の問題を掲載してくれるのなら話すということで取材を受けたのだろう。
だいたい雑誌は流行を追う。そのほうが売れるから当たり前だ。しかし日本酒はどうだろう。どうみても逆境であり、売り上げもかなり厳しい。そんなニッチな業界にスポットを当て真っ向勝負とはたいしたものである。
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兵庫県東条町が山田錦の産地。
 山の合間の田んぼでできるから山田錦と妙名されたらしい。 なるほど東条町を見渡してみると山の合間にあるのがよくわかる。
この土地が旨い米を生み出すのは、日中の寒暖差が大きい。朝晩は涼しく、日中は暑い。この差が旨い米を作り出す。
暖かい間に伸びて、涼しくなったら抑えられる。このストレスがうまい米となるのだという。
人間にたとえるのなら、なんらストレスもなくすくすくと育った人と我慢して耐えて育った人とどちらが魅力的だろうか。答えは後者だ。米も同じなのである。
 気温差で鍛えられた米だからこそ、あとあとにまで熟成させても旨みが出てくるのであろう。
 しかし、日本一高 続きを読む…
 先日、わたしの愛する日本酒の店、まほらまが10周年ということで招かれて出かけた。
まほらまは名古屋の日本酒好きにはしられた店。かなりマニアックな酒とマニアックな店主尾崎さんがいる。
トウゼン義侠社長もいらっしゃった。みんなでふぐ鍋を食べてお祝いしたのだが、当然、よい酒もでる。
義侠58年、慶、妙というラインナップ。義侠58年との名のごとく約二十年前の日本酒。さてどんな味なのか。
あえて味は伏せておこう、抜栓後にグーんと盛り上がって、スーっと落ちていったということはご報告まで。
飲みたい人はまだ売られているので入手すべし。一本四万円。ワインなら二万円換算だ。正直安いと思う。
 それにしても日本酒 続きを読む…
 旨い酒には最高の酒米がいる。
一番旨い酒、義侠社長が旨いといえる酒を造ることのできる米とは何ぞや。
 私たちが食べる米は殻を取り去り、表皮をも取り去った状態で炊いて食べる。いわゆる精米であるが、この時点で、もみから20%磨かれた状態となっている。つまり約80%を食べているのだ。米は芯であるほど、真ん中であればあるほど周りの雑身が取り除かれて旨くなるといわれる。俗にシンパクという。
 大吟醸というトップクラスのつくりでは約70%が磨かれて捨てられている。磨き具合が落ちれば落ちるほど、量が作れるため安い酒となる。
 ちなみに磨かれたカスは、とある業者によって持ち去られる。一部は「ユウマイ仕込」とい 続きを読む…
 旨い酒とは何ぞや?
酒は嗜好品であるがゆえ全員を満足させると大衆化して一人一人の満足度が下がる。嗜好品がゆえ税金の対象なのだ。
ドラフトワンを増税しようとしていたのも大衆化によるものだ。役人は楽だ、法律を考えれば収入があがるのだから。
うちは利益が出ても法人税40%とられるのだからちっとももうからない、はぁ。。
 旨い酒。酒は米と水でできている。水はその地の井戸水を使うしかない、義侠には御岳水系の良質な水があった。
では残るは米。日本で一番の米はどこにあるのか。
実は当時、酒蔵は農協から割り当てられた米で酒を造っていた。愛知なら若水という酒米だった。この米では自分の求めている酒はで 続きを読む…
 旨い酒とはなんぞや。
日本酒の世界では主税局主催の大会があり、そこで賞をとると賞取りを名乗ることができる。金賞受賞とか銀賞受賞とかよくラベルか首に書いてある。
この賞を取った酒が旨いか。たしかに旨い、一口は。
だって一口、口に入れて味を見て吐き出して採点するのだから。要は一口旨ければ、旨い酒という認定が取れるのだ。
蔵の全精力傾けて、一口だけが旨い酒を造ればよい。もしかして簡単ではないかと思う。
 義侠は違った。社長が旨いという酒を造ることになったのだ。義侠社長がいう旨い酒とは、飲み飽きない一升飲める酒。飲むことに飲み口がかわり一升飲んでしまう酒のことだった。それはボルドーのビンテー 続きを読む…
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