メディアジャパン学園ブログ

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2009/08/08

仔犬の適性テスト

 

 

“今回、いいよ!”

彼の口癖です。

メールで、可愛い写真が何枚も届きました。柴仲間。もう10年にもなるでしょうか?

彼の繁殖は、これで何度目でしょうか?

毎回、毎回、血統書とにらめっこして、ラインを読んで、犬を作っているのです。

私より、随分、若い彼ですが、いや、若いからこそ、そこまで力を注ぎ込んで自分の犬作りができるのかもしれません。

住環境を整え、運動をかけ、手入れをし・・・展覧会にも勝負をかけます(後での泣き笑いが大変で、私もそれにお付き合いします。笑)

今回の仔犬達も、きっと素晴しい柴犬に成長して行くことでしょう。

 

 

それより少し前に、Betsyからも写真が届いていました。

自家繁殖の、もちろん、柴犬!

彼女は、時々、私にも意見を求めます。私がコメントできるのは、私の好みのタイプのみ。ひとつの参考程度でしょう。

けれど、やはり、アメリカには柴犬自体がまだまだ少ない。日本人の話は、大きいのだと思います。私からも時々、写真を送ってあげたりします。

 

先日の彼女のメールには"Aputitude Test(適性検査)を受ける"という事が書かれてありました。大体、8週齢の時に、エヴァリュエイターの資格を持っている人に頼んで、仔犬1人1人の性格判断をしてもらい、骨格構成を見て、ショーリングを目指す子、家庭犬に向く子等々をチェックするのです。

 

 

数年前に、ハワイのインストラクター、テッドとペギー夫妻がゴールデンをブリーディングした時もエバリュエイターを入れ、“あなた達はブリーダーとして、出来うる最大限のことをして来られましたね!仔犬達は皆、それぞれに素晴しい気質を持っています!”と評価され、本当に嬉しそうでした。

その翌年、ハワイを訪れ、若犬に育った2人の仔をクラスとリングで見ることができましたが、“なるほど!”のひと言でした。

 

日本人の友人、ある大型犬を手がけている人から、何年か前に"Aptitude Test"

の内容を説明したペーパーを見せてもらいました。彼女が購読しているアメリカのブリードクラブの会報に載っていたものです。

少し紹介しておきます。

 

 

1:人間に対する関わり。  

 

2:人間のリーダーに喜んでついて行くか。 

 

3:優位性、或いは服従心。 

 

4:人間のコントロールを受け入れられるか。

 

5:コントロールの効かない状態で優位性を受け入れられるか。 

 

6:人との作業を喜んでする度合い。  

 

7:触られることに対する反応。  

 

8:音に対する感覚。

 

9:動く物に対する反応。追う本能。 

 

10:初めての物に対する反応。

 

 

 

 

各々の質問に答え、それを評価して行くのですが、大雑把な表現をすると「その反応が極端すぎる子は、扱いが難しい」ということです。

ところが、その会報には、「一般的には〇〇〇が好ましいが、この犬種においては、〇〇〇の方が良いだろう。」というような解説まで入っていました。

うーん。

本当にその犬種を愛し、犬を愛し、少しでも良いものを後世に残し、守ろうとしている人達の努力!頭が下がります。

 

「仔犬をテスト」という言葉だけからは、何か冷静すぎる響きがあるかもしれません。けれど、私には、逆に彼らの熱い心が伝わってきます。

もちろん、仔犬は全て、可愛いもの、愛されるべきものです。

そこに、仔犬を作出する側の心、責任が加われば、もっと素敵な事が起こるように思えてならないのは、私だけでしょうか?

 

このような写真やメールが飛び交ううちは、私の周りには少なからず同意見の人間がいるのだろうと思います。

 

 

次に、私が胸に抱く子は・・・・

考えただけでもワクワクします。

 

その時のために、

今日も、うちの子と

 

Happy heeling!

 

 

 

 

1 コメント
コメント一覧
  • 1

    いつもお世話になります。
    柴犬のブリーダーを親せきの叔母がやっていましたが、子供ながらに、食事もサンマの焼き魚を食べさせて丈夫な仔犬を産めるように世話するのは、大変だなぁと感じました。仔犬が家庭犬として適性するように世話されて、家で人間をサポートしている仔犬達には、感謝でいっぱいです。

    by: 金原歌織, on 2016/01/27
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